この記事で解決できる悩み
- そもそもペルソナって何?
- ペルソナを設定する意味ってあるの?
- ペルソナの設定方法とコツが知りたい
- ペルソナを設定する手順が知りたい
- ペルソナを設定するメリットが知りたい
このような悩みを解決できる記事を用意しました。
結論、ペルソナは超重要です。
ブログを書くうえで必要になってくるのは、「どこの」「誰に」「どんなふうに」を意識して記事を書くからです。
記事の前半では「ペルソナ設定の重要性」と「作り方のコツ」を解説します。
後半では「ペルソナ設定の手順」と「メリット」を解説します。
この記事を読んだ後にはペルソナ設定のことがわかると思います。
そもそもペルソナってなに?

そもそも「ペルソナ」とは、マーケティング用語で、架空の顧客・ユーザー像のことで、ブログにおいてペルソナとは「想定読者」のことです。
似た言葉に「ターゲット」という言葉があります。
ターゲットとペルソナの違いは下記の通りです。
- ターゲット:抽象的・範囲的・読者層
- ペルソナ:具体的・人物像・たった一人の人物
ペルソナは、ターゲットをさらに細かく「詳細」に読者像を設定するイメージです。
ペルソナを設定する意味

そもそも「ブログ記事を書くときにペルソナを設定する意味ってあるの?」と思うかもしれません。
結論、ペルソナは超重要です!
100人、1000人に響く記事を書くのはプロのブロガーでも難しいです。ブログは誰か一人に響く記事を書く必要があります。
そこで重要になってくるのがペルソナです。
ペルソナ設定をして一人の読者に響く記事を書けるからこそ回り回って、いろんな人たちに読まれて良い記事になります。
結局は読者一人に響く記事を書くためにペルソナを設定しましょう。
具体的なペルソナの人物像の作り方

ここからは具体的なペルソナ人物像の作り方について解説していきます。
具体的な人物像の作り方は下記の通りです。
詳しく解説していきます。
過去の自分
まずは「過去の自分」をペルソナにしてみましょう。
2020年11月 アキラブログを開設
ボクの場合は「2020年11月」です。つまり「ブログを始めたばかりで右も左もわからない」自分に向けて書いた記事です。
ブログとは、読者の悩みや疑問(キーワード)を解決するための記事のことです。
=過去の自分には最適ですね。
そんな記事を書けるのは現在のあなたは、過去のあなたより確実に成長しているということです。

ボクも記事を書くときは「過去の自分」をペルソナにすることが多いです。
友達・家族
次に多いのが「身近にいる特定の友達・家族」をペルソナにすることです。
記事(キーワード)によっては、過去の自分がペルソナに当てはまらないケースもあります。
- 友達の太郎くん
- 兄の太郎
顔が見えるペルソナは想像ができるのでおすすめです。
- 友達
- 家族
- 会社の同僚
- 上司
- 先輩
- 後輩
さらに「年齢」や「性別」を含めば具体的なペルソナができます。
- 既婚者 30代
- 運転手 男性
- webライター ママ
自分でなければ「年齢」や「性別」を自由に変えられます。



読者の顔がはっきり見えると記事が書きやすくなります。
ブログは「書く」よりも「話す」ように書いた方が読者に「伝わる」からです。
空想上の人物
「過去の自分」に経験がなく「短な知り合い」にもペルソナがいない場合は、空想上の人物をペルソナにしてみましょう。
下記のように自分でペルソナ(人物像)を作ってみると良いですよ。
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社員 |
所得 | 月収25万円〜30万円 |
世帯数 | 一人暮らし |
学歴 | 〇〇高校卒業 |
住所 | 東京都 |
顔は見えなくても自分でペルソナを作って「この人はこんな悩みがあるな」と考えて作ってみましょう。
ペルソナを設定する手順


次にペルソナを設定する手順を5つ紹介します。
順番に解説します。
手順①:キーワードを決める
まずはじめにキーワード設定をしましょう。
「狙うキーワードを決める=記事の目的を決めること」なので、キーワードが決まっていないと、目的のない記事になります。
使うツールは「ラッコキーワード」です。


- ①まずはラッコキーワードの検索窓にキーワードを打ち込んでください。
- ②サジェストキーワードを見て「これなら良い記事が書けそうだな」というのを選びましょう。
補足ですが、初心者の方は「ロングテールキーワード」を選びましょう。
3語以上からなるキーワードです。
例:SEO対策 キーワード 設定
手順②:顔を思い浮かべる
読者の顔を想像して箇条書きしましょう。
読者の顔が「過去のボク」です。
- ブログを始めたときは右も左もわからなかった。
- とりあえず本を買って知識をインプットした。
- 記事を書くスピードも遅く、1記事書くのに1週間。
- 記事を書くも1000文字程度。
- 読み返すと文章にすらなっていなかった。
本当に辛かったです笑
こんな感じで、箇条書きするとある程度の顔は想像できると思います。
手順③:心の声を聞く
「過去のボク」を思い浮かべつつ、「心の声を」聞きましょう。
具体的には下記のような感じです。
- とりあえずブログはなにから始めればいい?
- ブログのおすすめの本が知りたい。
- 執筆スピードをあげたいな。
- 読者が読みやすい記事が書きたい。
こんな感じで、心の声は「なるべく鮮明」だとより良いです。
手順④:背景を想像する
読者の顔と心の声が思い浮かんだら次に背景を想像しましょう。
- 記事を書くうえでペルソナが大事だと知る
- ペルソナがわからない
- 「ペルソナ設定 やり方」「ペルソナ設定 コツ」で検索する
- ペルソナ設定がある程度理解した
- もう一度「ブログ ペルソナ設定」で検索する
上記のような背景があって「ブログ ペルソナ設定」と検索しているならば、読者は「ペルソナ設定は実践であまり使えなそうな難しい概念」だと認識しています。
手順⑤:検索意図を理解する
次は検索意図を理解しましょう。
検索の背景で、読者は下記のような前提を持っています。
- ペルソナ設定の重要性
- ペルソナ設定の難解
キーワードから記事の悩みを解決していくことで下記のようなことが考えられます。
- ブログで使えるペルソナの設定方法が知りたい
- ペルソナ設定を実践で使う事例が知りたい
つまり、上記のような検索意図を満たす記事がかければOKです。
このように深掘りしていくことで読者のリアルな悩みが出てきます。



これでペルソナ設定の手順が完了です。
ペルソナ設定のメリット2つ


ある程度ペルソナのことがわかってきたと思うので、補足としてメリットを2つ紹介します。
①執筆速度が上がり、読者の心に響く記事が書ける
ブログでペルソナ(=過去の自分)を設定すると執筆速度があがり、読者の心に響く記事が書けるようになります。
なぜなら、その人を目の前にして語りかけるように記事を書くことができるようになるからです。
検索意図やニーズを掴むのは、商材によってはわざわざペルソナ設定をしなくても答えが出てくるのは少なくありません。
ですが、実際の記事を書く段階になると誰かに話しかけている前提で書くとかなりスピーディに書けることに気づくはずです。
②想定読者ニーズ、検索意図を掴むのが最大の目的
ブログにおいてわざわざペルソナ設定をするのは下記のような理由があります。
- 想定している読者ニーズの深掘り
- SEOでも重要になってくる検索意図を特定するためにイメージが湧きやすくするため
この2点です。ペルソナを作ること自体を目的化しないようにしましょう.
以上でブログでペルソナの作り方とコツを解説を終わります。
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